夜行便や早朝便でのフライトで「寝たはずなのに、到着したらぐったり」という経験はありませんか。機内は明かりや周りの気配、狭い座席など、落ち着きにくい要素が重なりやすい環境です。そのなかで、少しでも心地よく過ごすために頼りになるのがアイマスクとネックピローです。
どちらもよく聞くアイテムですが、選び方を間違えると「かさばるだけ」「思ったほど楽にならない」と感じてしまうこともあります。この記事では、移動が多い30〜40代に向けて、遮光性と首のサポート力、そして収納のしやすさを軸に、無理なく取り入れやすいアイテム選びのポイントを整理していきます。
大がかりな準備ではなく、小さな1歩で機内時間の心地よさを高めていく。そのためのヒントとして、あなたの次のフライトを思い浮かべながら読んでみてくださいね。





機内で快眠するための注意ポイント 光と姿勢と冷え対策
まずは、アイマスクやネックピローを選ぶ前に押さえておきたい機内での注意点をまとめます。ほんの少し意識を変えるだけで、同じアイテムでも体感が変わることがあります。
座席姿勢を整えてから「道具」を使う
どんなに優秀なネックピローでも、座り方が極端に崩れていると首や腰に負担がかかりやすくなります。リクライニングを少し倒し、腰部分にブランケットや薄いクッションを挟んで、自分なりに落ち着く姿勢を探してから、アイマスクやネックピローを使うと安定しやすくなります。
- 腰から背中まで一直線に近い感覚になるように調整する
- 足元は組みすぎないよう意識し、足首まわりを楽にしておく
- ひじ掛けをどう使うか、隣の人との距離感も含めて早めに決めておく
道具に頼り切るのではなく、姿勢と組み合わせることで、より自然にリラックスしやすくなります。
乾燥と冷え対策もセットで考える
機内は空気が乾きやすく、体が冷えやすい環境になりがちです。アイマスクをつけて眠るときは、目元や首まわりの冷えにも意識を向けておくと安心です。
- 薄手のストールやパーカーで首と肩を軽く覆う
- 飲み物は一気に飲まず、少しずつこまめに取る
- カフェイン飲料は控えめにして、白湯やハーブティーを選ぶ
体全体を「少しあたたかい」状態にしておくと、アイマスクやネックピローの快適さも感じやすくなります。
周囲との距離感を意識して使う
機内はどうしてもスペースが限られます。アイマスクで視界を遮ると周りの動きが見えなくなるため、キャビンアテンダントの案内や隣の人の動きなどに気づきにくくなることもあります。
- 離陸してしばらくは周囲の様子を見てからアイマスクをつける
- 飲み物のサービスや入国カードの配布タイミングを軽く把握しておく
- ネックピローが隣の人のスペースにはみ出していないかたまに確認する
お互いに気持ちよく過ごせるように意識しておくと、自分もリラックスしやすくなります。
機内用アイマスクの選び方 遮光とつけ心地をバランスよく
ここからはアイマスクとネックピローをそれぞれ比較していきます。まずは光を遮るアイマスクからです。
アイマスクに求めるポイント
機内用のアイマスクで意識したいポイントは次の3つです。
- しっかり光を遮るかどうか
- まぶたやまつげへの圧迫が少ないかどうか
- 長時間つけても耳や後頭部が痛くなりにくいかどうか
特に30〜40代になると、ただ暗くするだけでなく、「あとで肌や目元が疲れていないか」「ゴム跡がくっきり残らないか」といった点も気になりやすくなります。自分のライフスタイルに合うバランスを探してみましょう。
立体型アイマスクの特徴
立体型アイマスクは、目元部分がドーム状になっていて、まぶたやまつげに触れにくい形です。
- アイメイクをしたままでも使いやすい
- 目を軽く開けても生地に当たりにくい
- 生地に厚みがあるぶん遮光性を高めやすい
一方で、立体構造のぶんだけかさばりやすく、収納時にスペースを取ることがあります。機内持ち込みバッグが小さい場合は、付属ポーチのサイズもチェックしておくと安心です。
おすすめ商品 | MACK’S Dreamweaver Contoured Sleep Mask
まぶたに触れにくい立体構造で、遮光性が高く軽量。付け心地がやわらかく、長時間フライトでも負担になりにくいタイプです。さらに、凹凸のあるカーブ設計が顔のラインにほどよく沿い、隙間から光が入りにくいのも安心できるポイントです。素材は柔らかいフォームで肌あたりが優しく、耳まわりの締め付けが出にくいバンド仕様のため、長時間の移動でもストレスが少なく感じられます。移動の多い人にとって、快適さと携帯性の両方を自然にかなえてくれる実用的な1枚です。
薄手フラット型アイマスクの特徴
薄手のフラット型アイマスクは、とにかく軽くてコンパクトにたためるのが魅力です。
- くるくる丸めてポケットに入れやすい
- 荷物が少ないときでも持ち運びやすい
- 洗って干すときも場所を取らない
一方で、生地が薄いタイプは機内の読書灯や窓からの光が透けやすいことがあります。気になる場合は、色が濃く、内側が二重構造になっているものを選ぶと安心です。
おすすめ商品 | ALASKA BEAR シルクスリープマスク
シルク100%のやわらかな肌ざわりが特徴で、薄手ながら心地よい遮光性を備えたアイマスクです。軽く折りたためて荷物になりにくく、機内でも自然に使える落ち着いたデザインが魅力。シルク特有のしっとりした質感は、長時間つけていても肌に負担が出にくく、乾燥しやすい機内でも優しくフィットします。装着バンドは幅広で締め付けが少なく、頭に添うように調整しやすいため、寝返りを打ったときもずれにくい仕様です。シンプルで機能的な1枚として、旅行や出張に慣れていない人にも取り入れやすいアイテムです。
紐やバンドの調整方法も大切
アイマスク選びで見落としがちなのが、頭に固定するバンド部分です。ここが合わないと、長時間のフライトでこめかみが痛くなったり、耳の上が締め付けられる感覚が気になったりします。
- 面ファスナーで長さ調整ができるタイプ
- ゴムが細すぎず、幅がある程度あるタイプ
- 耳に引っかけないバンド構造になっているタイプ
自宅で試すときは、実際に10分以上つけてみて違和感がないか確認しておくと、機内でのストレスを減らしやすくなります。
ネックピローの選び方 首サポートと収納性で選ぶコツ
次に、首を支えるネックピローの選び方です。ここでは主なタイプ別に特徴とメリットを整理します。
空気を入れるエアータイプネックピロー
エアータイプは、使うときだけ空気を入れて膨らませるネックピローです。収納性を重視したい人には特に相性がよいタイプです。
- 空気を抜くと手のひらサイズまで小さくなるものが多い
- 好みに合わせて空気量を調整できる
- 軽いのでサブバッグに入れても負担になりにくい
一方で、素材によっては首に当たる部分がやや硬く感じられることがあります。また、空気の入れ方に少しコツが必要な場合もあるので、出発前に1度試しておくと安心です。
おすすめ商品 | Cabeau Air Evolution Inflatable Travel Pillow
空気を入れて使うタイプで、収納性が抜群。付属ポーチで手のひらサイズにまとまり、出張や短期旅行と相性の良いモデルです。さらに、空気量を細かく調整できるため、自分の首にしっくりくる硬さに仕上げやすいのも魅力です。しっかり膨らませればホールド感が増し、少し柔らかめにすればリラックス目的にも向きます。素材は軽量で、首まわりに触れる部分も比較的やわらかく作られているため、長時間の移動でも負担になりにくい仕様です。収納時は空気を抜くだけで一瞬でコンパクトになり、バッグのすき間にすっと収まります。荷物を最小限にまとめたい人にとって、無理なく携帯できる心強い1点です。
フォームやビーズ入りのしっかりタイプ
中に低反発フォームやビーズが詰められたネックピローは、体に沿うようなフィット感が魅力です。
- 首やあごを包み込むように支えてくれる
- エアータイプよりも形が安定しやすい
- 手触りが柔らかいものが多く、安心感を得やすい
そのぶん、どうしてもかさばりやすく、荷物に入れると存在感があります。長距離フライトが多い人や、首まわりのサポートをしっかり感じたい人に向いています。
おすすめ商品 | Cabeau Evolution S3 Travel Pillow
低反発フォームで首をしっかり支えてくれる定番モデルで、長距離フライトでも体が傾きにくい安定感があります。包み込まれるようなフィット感が特徴で、座席に長時間座っているときでも首まわりの負担が少なく、自然に力が抜けやすいのが魅力です。カバー生地はやわらかく肌あたりも優しいため、摩擦が気になりにくく、敏感な人でも使いやすい設計になっています。また、後頭部をしっかり支える形状のため、寝返りを打ったときにもずれにくく、安定した姿勢を保ちやすいのもポイントです。重量はややあるものの、そのぶん安心感が高く、機内だけでなく新幹線や長距離バスなど幅広いシーンで活躍します。深く休みたいときの心強い味方になってくれる1点です。
スカーフ型や多機能タイプも選択肢
最近は、ストールのように巻きつけて使うスカーフ型や、フード付きの多機能タイプも増えています。
- 見た目がシンプルで、普段使いのストールとしても合わせやすい
- 顔まわりを包み込むことで安心感を得やすい
- フード付きタイプは周りの視線が気になりにくい
荷物を増やしたくない人や、旅先でもそのまま使えるアイテムを選びたい人にとっては、こうした兼用タイプも検討の価値があります。
おすすめ商品 | trtl Travel Pillow
スカーフ状で巻きつけて使う独自構造が特徴で、内側には軽量フレームが仕込まれており、首をしっかり支えながらも負担を感じにくい設計になっています。見た目もすっきりしていて、一般的なU字型よりも存在感が少なく、移動中に身につけていても違和感がありません。さらに、折りたたむとコンパクトになるため荷物を増やしたくない人にもフィットしやすく、普段使いのストールのように扱える点も便利です。機内だけでなく電車やバスなどさまざまなシーンで自然に使える、汎用性の高いアイテムです。
自分に合うネックピローを選ぶためのチェックポイント
ネックピローを選ぶときは、次のポイントを意識してみてください。
- 自宅の椅子に座り、実際に首を預けたときの安定感
- 前方だけでなく、左右に傾いたときの支えられ方
- 持ち歩きたいバッグに無理なく収まるかどうか
30〜40代の移動は、仕事とプライベートが入り混じることも多いため、「しっかり休めるか」と同じくらい「持ち運びが負担にならないか」も大切な視点になります。
機内アイマスクとネックピローの比較 機能で選ぶポイント
ここまでの内容を、ざっくり比較できるように表にまとめます。ここでは、それぞれのアイテムがどのような場面で使いやすいのか、そしてどんな特徴が旅の快適さにつながるのかを振り返りながら整理してみます。自分に合うポイントを探すための目安として活用しやすいよう、主な特徴をコンパクトにまとめつつ、選ぶときに迷いやすい点も含めて比較しています。これを参考に、あなたの移動スタイルにしっくりくる組み合わせを見つけてみてくださいね。
| アイテム | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 立体型アイマスク | まぶたに触れにくく遮光性が高い | アイメイクをしたまま眠りたい人、光に敏感な人 |
| 薄手フラットアイマスク | とにかく軽くてコンパクト | 荷物を増やしたくない人、短距離フライトが多い人 |
| エアータイプネックピロー | 収納性に優れ、空気量を調整できる | 出張や旅行の荷物を軽くしたい人 |
| フォームやビーズ入りピロー | 首のサポート力が高く安心感がある | 長距離フライトが多い人、首まわりの違和感が気になりやすい人 |
| スカーフ型や多機能タイプ | 見た目がシンプルで兼用しやすい | 旅先でも普段使いしたい人、おしゃれも楽しみたい人 |
完璧な1つを探すよりも、自分のフライトスタイルと荷物の量に合わせて「これなら続けられそう」というバランスを探してみると、道具選びがぐっと楽になります。
パッキングのコツ 機内持ち込みをすっきりさせる収納術
最後に、アイマスクとネックピローを無理なく持ち歩くためのパッキングのコツを整理します。
アイマスクは「すぐ取り出せる場所」に
アイマスクは、離陸後しばらくしてから使うことが多いアイテムです。座席に着いてから慌てて探さなくてすむように、取り出しやすい位置に入れておきましょう。
- 外ポケット付きのポーチに入れて、シートポケットにそのまま入れる
- パスポートケースやチケットホルダーと同じポーチにまとめる
- 小さな巾着に入れて、手荷物の上段に置いておく
「ここを開ければすぐ手に届く」という位置が決まっていると、フライト前のバタバタも少し落ち着きやすくなります。
ネックピローは移動スタイルに合わせて収納方法を決める
ネックピローは形と素材によって、収納の仕方が変わります。
- エアータイプは完全に空気を抜いて、付属ポーチに入れてからバッグのすき間へ
- フォームタイプはカラビナなどでスーツケースの取っ手にぶら下げる
- スカーフ型は、普段使いのストールとして首に軽く巻いて搭乗する
「収納する」のではなく、「身につけておく」「外側に付ける」など、持ち方を工夫すると機内持ち込みバッグの中がすっきりします。
旅のルーティンに組み込む
アイマスクやネックピローは、1度使って終わりではなく、旅のたびに少しずつ自分なりの使い方が洗練されていくアイテムです。
- チェックインを済ませたら、手荷物の中での位置を整える
- 搭乗前の待ち時間に、ネックピローの空気量やフィット感を軽くチェックする
- 帰りのフライトに向けて、使ってみた感想をスマホにメモしておく
こうした小さな習慣を積み重ねることで、自分のからだが楽に感じる工夫が少しずつ増えていきます。未来の自分のために、今のフライトで気づいたことを次回に活かしていくイメージです。
まとめ 自分に合う快眠アイテムで移動時間を心地よく 無理なく続けられる「機内の相棒」を見つけよう
機内での時間は、ただ我慢してやり過ごすものから、自分を少し整えるための大切な時間へと変えていくことができます。そのとき役立つのが、遮光して周りの気配をやわらげてくれるアイマスクと、首をそっと支えてくれるネックピローです。
大切なのは、高価なものをそろえることではなく、あなたにとって「使い続けられるかどうか」です。荷物の量、移動の頻度、眠り方のクセは、人それぞれ違います。この記事で触れたポイントを参考にしながら、無理なく自然体で続けられる組み合わせを探してみてください。
次のフライトで、ほんの少しでも「いつもより楽だったかも」と感じられたら、それが大きな変化の入り口になるはずです。小さな1歩を積み重ねながら、あなたにとって心地よい移動スタイルを育てていきましょう。

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